「武の神様はケチでしみったれなんだ」 |
・・・いや、俺がやってることは武道じゃないけどさ。頭文字が一緒なだけ。
まぁ、そんなことはおいときまして、男の魂に火をつけろ! ~邦画オールタイムベストテン(http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20081113)というものに参加しますです。邦画全然観てないんで、物凄いことになりそうだが・・・。
1、『アヒルと鴨のコインロッカー』(中村義洋 2006年)
洋画でいう『ビッグフィッシュ』みたいなもん。多分あるシーンで反射的に泣く。
2、『ヴァンパイアハンターD』(川尻善昭 2000年)
劇場で見れてホントに良かったなぁ・・・。セルアニメの一つの到達点。
3、『CURE』(黒沢清 1997年)
これがなかったら俺ホントに邦画観てなかったと思う。黒沢清は『地獄の警備員』を挙げようかとも思ったけど、ロブ・ゾンビが数十倍の馬力で同じようなことをやっていたので却下。
4、『魂萌え!』(阪本順治 2006年)
同監督の『顔』よりも軽やかなのに、記憶に残るシーンや台詞が多い。今年観た邦画で一番心に残った。
5、『悪夢探偵』(塚本晋也 2006年)
これを選んだのは僕が塚本晋也を遅れて知ったせいもあると思う。次点は『双生児』。
6、『その男、凶暴につき』(北野武 1989年)
『キッズリターン』『ソナチネ』あたりと迷う。デビュー作から空間の使い方が巧すぎて焦る。
7、『紅い眼鏡』(押井守 1987年)
押井作品で何挙げるか随分迷い結局これに。パッと見『千年女優』のが美しいのだけど、あれはこの映画にあった重大な何かがすっぽり抜け落ちてしまっている気がする。
8、『予言』(鶴田法男 2004年)
みんなトニー・スコット擁護するなら鶴田法男も擁護しようよ、って観た時思った。。『仄暗い水の底から』が家庭の当事者にならざるをえない女性の悲劇であるとするなら、この映画は家庭の当事者になることができない男性の悲劇を描いた作品。
9、『ぼのぼの』(いがらしみきお 1993年 )
ムトウユージが関わった作品で唯一感動する作品。いがらしみきおの作家性が十二分に発揮されていて俺泪目。
10、『あずみ』(北村龍平 2003年)
他の時代劇アクションがダメダメすぎるので、これからどんどん評価が上がっていくと思って入れた。アクションシーン以外何もないが、しかしあのラストの砦のシーンを撮れる監督は少なくとも日本では他にいない。
ー -)見事に70年代以前がねぇ・・・。という。