論文書くの面倒・・・。考えている間は好きだけど |
フランケンシュタインを観た。そういやジンの恋愛税編で燃える風車が出てきたが、熊たんは恋愛=ホラーという悪い冗談を考えて描いたのだろうか、なんてぼんやりラストで考えていた、おしまい。
・・・・・まぁそんなかなり自虐の入った冗談は置いときまして、この二つを観て「古いホラー映画は怪物からの視点ショットをあまり使わない」ということを確信。これで映画学の論文を書ける。
古いホラー映画は被害者側=怪物に襲われる人々側からのショットを中心に構成される。
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殺人描写に特化したジャーロ、スプラッターの登場から加害者側の視点でのショットが中心的に使われるようになる。
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その代表がダリオアルジェントとサムライミ
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しかし加害者側からの描写は「羊達の沈黙」の登場で頓挫。サイコキラーの内面に観客の注目が浴びた結果として、また被害者的視点に戻った。(注 実際に羊達の沈黙では加害者視点のシーンが出てくるのだが、そんなの全部レクターのキャラクターが喰っちまったわけですよ)
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現在、スプラッターなどは親和性の高いアクションと融合しアクションホラーとなり、被害者的視点からどうやって怖がらせるかに特化した日本のホラー映画に注目が集まるようになる。
穴はいっぱいある。俺マリオハーヴァの映画観てないからあの加害者視点の始祖がダリオなのか確認取れてないし、まぁいつもの如く参考文献がどれから引用したりしているのか自分でもさっぱり分からんし。
そもそもホラー映画の論文なんて受け取ってもらえるのか?wwまぁ夏のおすすめ映画にサムライミとジョンカーペンター挙げるようなおっさんだから余裕だと思うけど。